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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百六十二話 ウィッチとライダーその十三

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「そうすればね」
「あの強い怪人達をですか」
「そうすることが出来るよ」
「そうですか」
「あの、それでなんだけれど」
 ここでエーリカが手を挙げて聞いてきた。
「おじさんちょっといいかな」
「何かな」
「僕達ファイルに出ている怪人は殆ど見覚えあるけれど」
 それでもというのだ。
「何体か知らないのいるよ」
「狼男やイカデビル、ガラガランダですが」 
 ゲルトルートも言ってきた。
「この怪人達は知らないです」
「観たことないよ」
「大幹部の正体と書いていましたが」
「何故かこれまで大幹部の怪人は出ていないんだ」
 叔父は二人にこう返した。
「どういう訳かね」
「そうなんだ」
「そうした怪人達はですか」
「どの組織もそうした怪人達はね」
 大幹部かそれと同じ格の者達はというのだ。
「スサノオは出してこないんだ」
「見たところですが」
 定子が言ってきた、先程までエディータやアレクサンドラ達と共にウォズと訓練をしていたが今は休憩中なのだ。
「そうした怪人達の強さは」
「かなりだね」
「はい、桁が違います」
 そこまでの強さだというのだ。
「まさに」
「だからソウゴ君達も出て来ることは警戒していても」
「それでもですか」
「まだ出て来たことはないよ」
「そうですか」
「デルザー軍団は出て来たけれど」
 この組織の改造魔人達はというのだ。
「あとアンデットの上級アンデット達もね。けれど」
「それでもですか」
「他の組織では出ていないね」
「そうなんですね。若し黄金狼男やイカデビル、ガラガランダが出て来たら」 
 定子は真面目な顔で述べた。
「私達もですね」
「かなり注意して戦ってね」
「そうします」
「しかし、この連中人間の姿の時も尋常じゃねえな」
 直枝はゾル大佐達の姿やデータを目にしながら述べた。
「絶対に何かあるって感じだな」
「そうよね、どの大幹部の人達も」
 孝美も読みつつ言ってきた。
「明らかに普通の人と違う」
「そんな感じでな」
「出て来たら思わず身構えるわ」
「そうしないでいらねえな」
「怪人の姿でなくても」
「本当にな」
 直枝は孝美に話した。
「この簾中は」
「そうよね」
 訓練は実戦そのものでありウィッチ達はライダー達に圧倒されていた、だがそれでも訓練はしっかりと行われ。
 その後で食事になったが。
 ウールは自分の前に出たすき焼きを見て目を丸くさせて言った。
「ここドイツいやカールスラントなのに」
「すき焼きが出るなんて」
 オーラも驚いている。
「思いもしなかったわ」
「そうだよね」
「食材はどうしたのかしら」
「僕が持って来たよ」
 黒衣の青年がここで姿を現した。
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