第四百六十二話 ウィッチとライダーその十一
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「そこまで強くなるよ」
「それじゃあな」
「訓練もね」
「しような、ただあんた達飛べるか？」
「飛べないけれど跳べるから」
「跳ぶのかよ」
「そうして空中でも戦えるから」
だからだというのだ。
「安心してね」
「わかった、じゃあな」
「訓練の時もそうするから」
常盤の言葉は確かなものだった。
「そういうことでね」
「それじゃあな、しかし飛ぶと跳ぶじゃな」
どうしてもとだ、シャーロットはどうかという顔で言った。
「違うけれどな」
「そうだよね」
フランチェスカも言った。
「私達はかなり自由に動けるけれど」
「跳ぶだとな」
「ジャンプだからね」
「どう考えても色々難しいだろ」
「それで空中で充分に戦えるのかな」
「そこが気になるな」
「そう思うなら実際に訓練をすることだ」
明光院が今言葉は彼がここで出した言葉で一番強いものだった。
「そうすることだ」
「そうすればか」
「わかるの」
「そうだ、実際にな」
訓練で見ればというのだ。
「だからだ」
「そう思うなら」
「実際になのね」
「俺達と訓練してみるか」
「頼む」
グンドゥラは明光院に強い声で応えた。
「元より訓練も必要だしな」
「それならな」
「これから外に出てだ」
そうしてというのだ。
「訓練をしよう」
「ではな」
「既に空に出られる準備はしている」
グンドゥラの言葉は確かなものだった。
「だからだ」
「それではな」
「すぐに訓練の開始だ」
「ファイルは何時でも読めますし」
エディータは冷静な顔絵述べた。
「では訓練も」
「はじめるか」
明光院が応えてだった、ライダーとウィッチ達は外に出て訓練に入った。ウィッチ達は変身したライダー達と空で実戦そのものの訓練を行ったが。
静夏は球形の時に肩で息をしながら言った。
「まさか」
「これ程なんてね」
エイラも言った。
「思わなかったわよね」
「はい、圧倒的です」
「ジャンプも高さと幅を考えてして」
サーニャも言った。
「そうしてジャンプの途中でも方向を変えられると」
「あの通りに動けるんですね」
静夏はジオウとの訓練を思い出しつつ言った。
「そうですね」
「というか私達より自由に動いてたわよ」
「飛べないのに」
エイラもサーニャも思い出しながら話した。
「それなのに」
「あんなに動けるなんて」
「それがこれまでの経験なんだ」
常盤の叔父、戦闘中はサポート役の彼が言ってきた。
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