第千二百三十八話 教科書での評判は
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第千二百三十八話 教科書での評判は
桂さんだけでなく伊藤さんといいますか維新から戦前までの日本の歴史は日本の学者さん達の間では評判が悪いです、特に山縣さんが。
ですが日本はその学者さん達を見て妹さんに言いました。
「あの、当時の上司の方々が戦争をすれば儲かると錯覚したとか」
「日露戦争で、ですね」
「私あの時の借金戦後まで返していましたが」
「第二次世界大戦のですね」
「大変でした」
儲かるどころかです。
「そうだったのですが」
「あの人達は何を見ていたのでしょうか」
「そうしたことを言う人達ですが」
日本は妹さんにさらに言いました。
「大抵ロシアさんといいますか」
「ソ連をですね」
「大好きで」
「共産革命を考えていましたね」
「挙句に北朝鮮さんと懇意だったり」
「そんな人達ばかりでしたね」
「共産主義国家のすることは全て善でした」
それが弾圧でも虐殺でもです。
こうした人達が批判していました、そして教科書でも書いていたということは覚えておかなくてはいけないでしょう。
第千二百三十八話 完
2021・5・22
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