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本町絢 外伝 絢と僕の留メ具の掛け違い・・そして 結末 
最終章
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 改札口に向かうと、

「絢、絢」

 と、手を振っている澄香さんが居た。お姉ちゃんだ。駅まで迎えに来てくれていた。あの後、入学式まで日があったけど

「私も、小学校の入学式とか初めてのことなので、忙しくなるから早い目においでよ」と、声を掛けてくれていたのだ。お姉ちゃんは前とちがって、髪の毛を思いっきり短くして、どっちかというと、ザンギリ頭をきれいに分けていた。
 家に着いて、私がおばさんに

「おじゃましまーす、お世話になります」と、言うと

「ただいま でいいのよ、あなたのおうちなんだから」と言ってくれた。

 おじさんも帰ってきて、その夜は、コースが良いと言って、みんなで近くのフレンチのお店に連れて行ってくれた。

 次の日から、お姉ちゃんは市内の色々な所に連れて行ってくれたり、お洋服なんかも買ってくれた。数日後、

「あったわよ、水島基。仲の良い大学の事務員している子に調べてもらったの。確かに、海洋学部、手続きしているって。寮に入るみたい。良かったわね」

 私、美術の先生になりたいこととか、モト君とのこととか、今までのこととか全部話していたから、調べていてくれたんだ。
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