第千二百二十九話 陸軍を創った人
[8]前話 [2]次話
第千二百二十九話 陸軍を創った人
山縣さんは公の場ではいつもぴしっと軍服を着ていました、当時の総理大臣の服も着ることがありましたが大抵はそうでした。
「陸軍といえばです」
「私だな」
「官僚機構もですが」
日本はその山縣さんにお話しました。
「まずです」
「官僚そして軍が整っていないとな」
「国はどうしようもありませんね」
「欧州に行って学んできた」
そうしてだったのです。
「どちらも整えた」
「そうでしたね」
「その中でもですね」
「やはり陸軍だな」
「山縣さんは」
「組織を整え訓練を行い」
山縣さんは日本に気真面目な口調でお話しました。
「装備も揃えてだ」
「人材もですね」
「育てていくことだ」
こう言って陸軍の全てを整えました、こうしたことから戦前の日本の陸軍は山縣さんの組織とさえ言われる様になりました。
第千二百二十九話 完
2021・5・18
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ