暁 〜小説投稿サイト〜
天才少女と元プロのおじさん
29話 ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!
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相手に3失点??????」
「打てる気しないっす??????」

 一同、急に弱気になる。

「心配するな!??????いや、ちょっとしろー。いい?次の新越谷の攻略法はただ一つ。エース武田のエグい高速カーブの攻略よ!」

 西田はピッチングマシンの前に立つと、マシンから投じられる高速カーブにバットを辛うじて当てた。しかし、打球はボテボテのピッチャーゴロである。

「ほら、慣れれば打てる!打てるわ!武田のカーブ敗れたり!!」
「あまり打ててない気が??????」

 村井はまたツッコむが、西田はそれを無視する。

「これで新越谷など一捻りだ!」

 一見、頼もしそうに見える西田に部員達は沸き上がった。

部長(ドゥーチェ)部長(ドゥーチェ)部長(ドゥーチェ)部長(ドゥーチェ)!??????』
部長(ドゥーチェ)部長(ドゥーチェ)部長(ドゥーチェ)部長(ドゥーチェ)!??????」

 グラウンドに部長(ドゥーチェ)コールが響き渡る。西田本人もみんなに合わせ、拳を掲げて部長(ドゥーチェ)コールに参加するのだった。
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