暁 〜小説投稿サイト〜
天才少女と元プロのおじさん
夏大会4回戦 アンツ??????馬宮高校
28話 ハリネズミになってもらいます!
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てられたベッドで着替え始めた。

「着替えましたー」

 詠深が正美ママを呼ぶと、正美ママはカルテを手にし、問診をしていく。

 正美ママは詠深をベッドに腹這いで寝かせると、鍼灸用の治療着についたマジックテープを外し、背部を露出させると次々に鍼を打っていった。

 それほどの時間を要さず、詠深の全身は鍼だらけになっていく。

「うわぁ??????ヨミ、痛くないの?」

 息吹は若干引きながら詠深に尋ねる。

「ううん、全然痛くないよー」

 半円状の枕に顔を埋めた詠深は声をくぐもらせながら答えた。

「今、辛い鍼はあるかしら?」
「平気です〜」
「それじゃあ、しばらくこのまま置いておくから、途中で痛くなったら教えてね」

 そう言うと、正美ママは珠姫の元に向かい、同じように治療を進めていく。

「ヨミちゃん、写真撮っとく?」
「あ、お願い」

 正美は詠深の了承を得ると、スマートホンを構えてハリネズミとなった詠深を撮影した。

「LIONEで送っとくね」
「ありがとー」

 暫くすると正美ママが戻ってきて鍼を抜いていく。今度は仰向けになった詠深の前側にも鍼を打っていった。

 治療が終わり、詠深は体を動かして具合を確かめる。

「おぉ!体が軽い!」

 詠深は軽快に肩をぐるぐる回した。

「これからまた投げたくなっちゃうよ」
「調子に乗らない。完投してるんだから今日は絶対休むんだよ?」

 本当にオーバーワークしかねない詠深に、治療を終えた珠姫が釘を刺す。

「送った写真はうっかり人前で開かないようにねー。ヨミちゃんの柔肌がしっかり写ってるから」
「そうだ、写真!」

 正美から写真を開く時は気を付けるよう注意を受けると、詠深はこの場で写真を開く。

「わー!いっぱい刺さってるー」

 詠深は写真に写る鍼だらけの自分を見て楽しそうにしていた。
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