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Fate/WizarDragonknight
集まるオーパーツ
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「ディアボリックエミッション」

 

 キャスターが唱えると、ぐんぐん球体型の闇が広がっていく。凄まじい破壊力を誇るそれにはエンジェルも避けたいのか、大きく翼を広げて上昇する。

 

「逃がさない」

 

 速度では劣るが、キャスターにも飛行能力はある。四枚の漆黒の翼を広げ、純白の翼の天使を追った。

 遠目で、エンジェルがすでに宝珠を胸に装填していた。

 すると、キャスターの周囲に旋風が舞う。それは徐々に数を増やして壁となり、円を描く竜巻となった。

 

「くっ……」

 

 キャスターは両手より黒い光線を放つ。だが、風は魔力の光を遮り、むしろ跳ね返してくる。

 さらに、逃げ場のなくなった竜巻の中を、上空のエンジェルが雷を放った。下に逃げようにも、キャスターは彼の雷から逃げられるほど早くはない。

 防ぐしかない。

 キャスターは両手を出し、そこに魔法陣を発生させる。黒と紫の魔法陣は雷を防ぎ、反射させながらキャスターのエンジェルへの接近を許した。

 

「ほう……」

 

 エンジェルは笑みながら、剣を取り出す。

 同時にキャスターは雷を防ぎきり、右手に装着された装備を突き出す。黒の盾をベースに灰色が彩られたそれから、黒い光線が発射。それはエンジェルの右上翼を貫き、彼の顔を苦痛に歪めた。

 

「おのれ!」

 

 エンジェルが剣を振るう。キャスターは右手の武器で防御したが、エンジェルはすぐさま太刀筋を切り替え、それを弾き、キャスターの体へ斬撃を叩き込んだ。

 魔力障壁さえも突破した彼の一撃で、キャスターは少し体を回転させられる。さらに、エンジェルはその腕より雷を放った。

 

「っ!」

 

 反応が遅れ、防御手段が取れない。

 その攻撃は、的確にキャスターを貫いた。

 

「っ……!」

 

 だが、キャスターはまだ倒れない。エンジェルの下で体制を立て直し、傍らの本がパラパラとめくられた。

 

「ミストルティン!」

 

 七本の白い矢が、キャスターの前に発生し、エンジェルへ飛ぶ。

 

「無様だなキャスター! そのような技など……何?」

 

 矢を弾いたエンジェルは、その効力に目を見張る。彼の腕が、剣ごと石になっていたのだ。

 

「貴様!」

 

 さらに、キャスターの攻撃は続く。

 本が新たに導いた魔法。それは、轟雷。

 どこからか手にした、黒い柄。そこより伸びる、大きくて巨大な金の剣はキャスターの動きに応じて周囲に轟雷をまき散らす。

 

「プラズマザンバーブレイカー」

 

 
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