暁 〜小説投稿サイト〜
ライブジャスティスシリーズ
オーダー・ザ・ヒーロー
立花ハーモニクス/士道の秘密
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
論できず、頭を下げる。

タイガー「悪かったな、ちゃんとスーツは大事にする」
六喰「それでよい」

この古風な言い回しが特徴的な少女は第6の精霊にして最後に士道が攻略した。
名は星宮六喰、封解主(ミカエル)の使い手。

タロウ「片付け終わったみたいだな」
タイガー「ああ、バッチリだ」

メンバーが集まり、アスガルド・エレクトロニクスのメインシステムにアクセスする。


フラクシナス

琴里「メインシステムの復旧を確認、6人共、お疲れ様」
タイガー「了解、これより帰還する」

その頃士道は総二と響と共に自販機コーナーにいた。

総二「なあ、士道。以前の戦いのクロスブレイカーって技、どうやって思いついたんだ?」
士道「ああ、あれは……」
響「隠さずに教えてよ、あの技カッコ良かったよ」
士道(まずい、掘り返されたら一体どんな辱めを受けるか……)

士道は手の汗を隠し、必死に逃げ切る策を講じていた。
すると自販機前の入り口で囁告篇帙を手に良からぬ顔で二亜がやって来た。

二亜「クロスブレイカー、血塗られし運命(さだめ)を断ち切る(つるぎ)と書いてそう呼ばれる。少年が中学時代に考案し、瞬閃轟爆破と並ぶ、少年の黒歴史そのものだ」

総二・響「……」( ゚д゚)ポカーン

この時士道の中で何かが崩れ去る音がした。反応から間違いなく引かれたと感じたからだ。

総二「士道にも、そういう大変な時期があったんだね……」
士道「そんな目で俺を見ないでくれ!!」
響「士道君、気にすること無いよ、えっとその……」
士道「余計に落ち込むからやめてくれ!!」
二亜「あはははは、少年の反応面白いねえ」

ひた隠しにしてきた秘密を公開処刑同然語られた士道は、余りの恥ずかしさで部屋から出てこれなかったそうな。

美九「ダーリンが見当たらないんですけど、どこに?」
総二「今はそっとしておいた方が良いと思う」(汗)












[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ