暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百五十九話 一つになってその三

[8]前話 [2]次話
「素晴らしい方が揃っていますし」
「人間としてよね」
「マスターと同じく」
「そうね、どの人も人間的ね」
 そはらはイカロスの言葉を受けてそこにいる面々を見て微笑んだ。
「これ以上はないまでに」
「そうですね」
「そしてイカロスちゃんもね」
「私も人間ですね」
「勿論よ、とも君の態度見てたらわかるでしょ」
「はい、マスターはそう見てくれています」
 微笑んだままでの言葉だった。
「私達が人間だと」
「エンジェロイドの娘達もね」
「誰もが」
「それはいいけれど」
 紗夜がここで言ってきた。
「彼はかなりのドスケベね」
「あっ、わかります?」
「私達全員を凄くいやらしい目で見ているから」
 こうそはらに答えた。
「わかるわ」
「そういえば沙夜さんもスカートの丈が」
「かなり短いからなのね」
「とも君そうしたことは異常に反応しますから」
「だからなのね」
「もう自然と目と心が」
 その二つがというのだ。
「いっちゃいます」
「そう。見るだけならいいけれど」
「いいんですか」
「触ったら撃つから」
 真顔での言葉だった。
「その時は」
「本当に触ったら殴るからな」
 鬼姫は右手を拳にして言ってきた。
「智樹にも言っておけよ」
「はい、ただもう名前で」
「呼び合ってるさ、それであたしもな」
「見るだけならですか」
「いいからな」
 その水着か下着同然の姿で力説する。
「覗きは駄目でもな」
「見るのならですか」
「好きなだけ見ろ」
 こうまで言った。
「それならな」
「いや、見るだけならいいのなら」
 智樹は二頭身になって左手を頭の後ろにやって言った。
「俺も気兼ねなく」
「とはいってもその目いやらし過ぎる」
 ひまわりは少しむっとした目で突っ込みを入れた。
「私の半ズボン姿にしても」
「それが制服なんて凄いよな」
 いやらしさ全開の顔で言った。
「いい学校だよな」
「あの、見るのは仕方ないけれど出来る限りスカートの中は見ないでね」 
 シャルロットは困った顔で智樹に言った。
「この丈だからついつい見える時もあると思うけれど」
「その時は仕方ないですよね」
 智樹はシャルロットにも好色全開の顔であった。
「ついついを待ってます」
「待たないでね」
 シャルロットは真っ赤な顔で目を閉じて抗議した。
「それは駄目だからね」
「けれど見えたならですね」
「その時は。だけれど」
「いや、美人さんが滅茶苦茶増えて」
 智樹は今度は極楽にいる顔で言った。
「俺は幸せですよ」
「なら訓練も幸せだな」
 王馬がここで智樹にこう言ってきた。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ