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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第六十四話 新たな力の起動   ★
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発する剣。

 俺のソードバレルと似ているな。

 そして晴れた爆煙から出てきたのはヴィータとザフィーラ。
 ザフィーラの腕には剣の破片のようなのが数本刺さっているが、それもすぐに砕けて消えた。

 ダメージはほぼ無いか。

 その時、ヴィータとザフィーラも俺達の存在に気がつく。

 ビルの屋上にいる俺とアルフ、ユーノ。
 そして少し離れたところに立っているなのはとフェイト。
 その手には完治して戻ってきた相棒がある。

「レイジングハート」
「バルディッシュ」
「セーット・アーップ!」

 二人の相棒が輝き、二人は光に包まれた。



side out

 デバイスの光に包まれるなのはとフェイト。
 その中で

「え? これって」
「今までと違う?」

 今まで見せた事のない相棒の動きに困惑の表情を見せる二人。

 そんな二人をフォローするように

「二人とも落ち着いて聞いてね」

 エイミィからの通話が入る。

「レイジングハートとバルディッシュに新しいシステムを積んでるの。
 その子たちが望んだの。
 自分の意思で、自分の思いで」

 エイミィの言葉で勝つために、守るために自分達に応えようとしてくれる自身の相棒を改めて見つめる二人。

「呼んであげてその子たちの新しい名前を」
「Condition, all green. Get set.」
「Stand by ready.」

 そんな二人の呼ぶ声を待つように準備が出来た事を告げる相棒達。

 その声に応えないはずがない。

「レイジングハート・エクセリオン!」
「バルディッシュ・アサルト!」
「Drive ignition.」

 その呼び声に応え、二人は新たなバリアジャケットを纏う。
 相棒達も自身の新たなる姿を現し、主の手の中で

<i444|1315>

「Assault form, cartridge set.」
「Accel mode, stand by ready.」

 戦いの準備を終えた事を伝えていた。
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