暁 〜小説投稿サイト〜
ライブジャスティスシリーズ
オーダー・ザ・ヒーロー
観束マジェスティ/レイオニクスの脅威
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
る」
狂三「どういう事だ」

狂三はまるで何かを知っているようだった。

狂三「その力は、あなたにとって恐ろしいって事ですわ」

話の後にデッキへと戻る士道は狂三の言葉に心当たりを感じていた。

士道「まさか、あの時の……」

士道の脳裏には銃を向け、少女を撃とうとする謎の男、それから少女を庇い、死んだ少年のイメージが過っていた。

士道(一体、この記憶は何を……)
総二「お、戻って来た」
士道「ごめん、待たせた?」
総二「全然いいよ」

士道は狂三の話の意味を知ろうと総二に尋ねた。

士道「一つ、聞いていい?」
総二「急にどうした?」

士道「そのテイルブレス、総二は何のために手に入れた力なんだ?」

総二は少し笑顔を見せ、士道にテイルブレスを見せつける。

総二「テイルオン」

静かに告げた変身コールと同時にテイルレッドへと変身する。

月夜になびくツインテールを見せつけ、士道に告げた。

テイルレッド「ツインテールを守るため、自分の好きな物で世界を守るためだ。このツインテールの魂が尽きない限り、俺は何度でも立ち上がる。愛する何かがあれば、それだけで強くなれるんだ」

その言葉を重みを受けっとった士道は迷いを振り切り、力に屈しない覚悟を受け取ったのだった。



デウス・エクス・マキナ

社長室のアイザックとテーブルを共にする5人の戦士。

殺し屋・エースキラー、ウロボロスのジェイク・マルチネス、パヴァリア光明結社のカリオストロ、アルティメギルの処刑人、イースナとメガ・ネプチューンマーク2。

彼らを前に優雅にワインを注ぐアイザックはグラスを掲げる。

アイザック「君たちには我々では知り得ない技術を提供してくれた事に感謝している。我々の最強兵器、レイオニクス計画の為、杯を交わそうじゃないか」

エースキラー「良いだろう、だが報酬は高いぞ」
ジェイク「面白いモノ見せてくれるなら賛成だ」
カリオストロ「レイオニクスについて知れるならさんせーい!!」
イースナ「え、えっと……」
メガ・ネ「ほな、しっかりせんと」
アイザック「まあ、まだ目的がないのならそれも良い、協力するなら……」

アイザックはイースナの肩を撫で、不気味に伝えた。

アイザック「お望みの物をいくらでも与えよう」

イースナはその読めないアイザックの考えにただ怯えを抑え込むしかなかった。


[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ