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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百五十八話 思わぬ成長その四

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「見間違いや錯覚の場合もあります」
「じゃあ何を信じればいいの?」
 カオスはマッドrローグに尋ねた。
「一体」
「はい、自分で見て色々確かめて」
「そうしてなの」
「そのうえで、です」
「信じるの」
「そうです、人は絶対ではないですから」
 それ故にというのだ。
「自分で見てもです」
「それを絶対と思わないで」
「確かめることです」
「そうしてなの」
「ようやく信じることです」
「凄く時間がかかるね」
「かけるだけの価値はあります」
 マッドローグはカオスに答えた。
「信じてそこから動けますから」
「だからなの」
「スマッシュとの戦いも」
 今自分達が向かっていることもというのだ。
「同じです」
「やっぱりそうなのね」
「はい、そして信じたことは」
 それはというと。
「大きな力になります」
「カオス達にとって」
「そうです、ですから」
「時間をかけてやっていって」
「信じる様にして下さい」
「何か凄く難しいこと言ってる?」
「いえ、簡単なことです」
 ここでだ、マッドローグはカオスに微笑んで答えた。
「このことは」
「そうなの」
「つまりじっくりと確かめることです」
「そうなの」
「時間をかけて」 
 そのうえでというのだ。
「そうすることです」
「そうなの」
「調べていって」
「ううん、難しくないの」
「はい、信じるころは」 
 今話しているこのことはというのだ。
「左様です」
「そうなのね」
「ですからカオスさんも」
「信じる様にしていくの」
「そういうことです」
 マッドローグの声は微笑んでいた、そうして彼は訓練になると。
 ハーピー達もカオスも圧倒した、カオスの危険極まる攻撃も何なくかわしてそのうえで訓練を行っていた。
 それを見てだ、三羽は話した。
「あの旦那前より強くなったよな」
「そうだよな」
「さらにな」
「俺達も負けていられないな」
「ああ、頭の助けになる様に」
「もっと強くならないとな」
「ライダーの人達も強くなるんですか」
 智樹はこのことに驚いた。
「さらに」
「だから俺達も経験積んで強くったんだよ」
「洒落にならない位戦って訓練積んでだからな」
「それでこうなってるからな」
 三羽は智樹に答えた。
「人間は無限に成長するって言っただろ」
「俺達も人間だからな」
「そうなるんだよ」
「そうですか、あれだけ強いと」
 智樹は二等身になり腕を組んで述べた。
「正直です」
「もう充分だと思うよな」
「これ以上はないって」
「そうだよな」
「はい、本気で思いました」
 その様にというのだ。
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