暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第3部〜希望と絶望の宝石〜
第22話『新世代、保護する』
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閉じると二体は再び活動を始める。

ライダー達が戦闘を行っている頃、エリオは地下水道で何かが助けを求める声を察知する。
「キャロ、今地下水道で誰かの声が聞こえた。行こう!」
出かけていたエリオとキャロはそれを中断し、地下水道を降りる。そこには、小学生になっているかも怪しい年齢の童女が脚に重いケースを足枷で着けられながらも歩いていた。
「こんな地下に、女の子!?ティアナさん、スバルさん、A-29地区で身元不明の子供を発見、すぐに応援をお願いします!」
エリオはティアナとスバルを呼び、情報を整理する。
「問題はこの子の脚に着けられたケースの中身よね。」
ティアナは注意深く童女を見る。無理も無い。童女に着けられたケースの中には、起動前のレリックが入っていたからだ。すると、
「みつけた。」
エリオよりやや年上にみえる少女が現れる。しかし、
「あなたは、この間の召喚士!」
少女の正体はホテル アグスタでキャロと交戦した虫を操る召喚士であった。
「なぁルールー、そんな奴ら、さっさと蹴散らしてさっさとお嬢を連れて帰ろうぜ?」
召喚士、ルーテシアに対して小型の融合機デバイス、烈火の拳聖アギトは言う。
「なるべくなら、傷つけることはなく終わらせたい。」
ルーテシアは黒いボディに紫のマフラーを着けた人型の召喚獣、ガリューを召喚する。

「そろそろ、次のステップに進もうか。ディエチ、オットー、出番だ。」
スカリエッティ博士はモニターを観ながら二体の少女に指示を出す。悪意の思惑は、着実に次元保護国を蝕み始めていた。
to be continued.

次回、仮面ライダーディロード
「スマートブレインが倒産!?」
「俺は…オルタディロード!」
「オルタディロードだと!?」
「お名前は?」
「…ヴィヴィオ」
次回『新世代、護る』
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