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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百五十五話 勇者達が手にするものその七

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「あいつの場合はな」
「もうなのね」
「寝ていてもな」
「閉じ込めているから」
「退屈で仕方ないんだろ」
「寝ていればいいっていうのはあれだぞ」 
 クロノワールが言ってきた。
「何時でも自由に動けるからじゃ」
「言えるのね」
「そして寝られるのじゃ」
 こうアクアに話した。
「あくまでな」
「言われてみればそうね」
「お主もずっと閉じ込められたら嫌じゃろ」
「そんなの絶対に嫌よ」
「アクアさんそうなったら滅茶苦茶泣くよね」 
 アオはアクアがそうなった時を実際に想像して言った。
「もう必死に」
「私はそうしないわよ」
「そう?」
「これでも女神だから」
「いや、そうするだろうな」
 秋名もこう言った。
「アクアさんは」
「秋名もそう言うの」
「ああ、アクアさんを見てたらな」
 その性格や行動をだ。
「絶対にな」
「それは心外だけれど」
「けれどそうするだろ」
「私もそう思うわ」
 フレイも同意見だった。
「アクアさんだとね」
「その通りだ」
 ロキは姉の言うことに同意した。
「あんたはそうした女神さんだ」
「うう、滅茶苦茶言われてる」
「もうどれだけ泣くか」
「俺もそう思うぜ、あんた泣き虫だからな」
 シュレディンガーもこう言ってきた。
「もう泣いて騒いで大変だろうな」
「まあそんな女神様でもいいだろ」
 マトリフは笑って言った。
「愛嬌があっていいだろ」
「マトリフはそう言ってくれるのね」
「少なくともバーンとかスサノオよりましさ」
 こうした者達よりはというのだ。
「迷惑な連中よりはな」
「確かに愛嬌はありますね」
 このことはジュリオが言った。
「アクアさんも」
「そうだな」
「確かにすぐに調子に乗って泣き虫で同じことを繰り返して軽率でいい加減で怠け者で失敗も多いですが」
「滅茶苦茶言われてるわね」 
 アクアも聞いて言った。
「これまた」
「ですが悪い人ではなく」
 根はというのだ。
「やはりです」
「愛嬌があるな」
「お力も凄いですし」
「女神様だけあってな」
「ですから常に共にいたくなります」
「そうだよな」
「ええ、私達の掛け替えのない仲間です」
 アクアについてこう話した。
「まことに」
「あとそっちのルイズ嬢ちゃんもな」
「この前ピンチの時駆けつけてくれたぞ」
 白虎が言ってきた。
「そして助けてくれたぞ」
「人は絶対に見捨てないな」
「確かに口は悪いけれどな」 
 このことは白虎が見てもだ。
「しかし凄くいい奴だぞ」
「そうだな」
「そういえばルイズさんもね」
「そうよね」
 鈴音はヒデヨシに応えた。
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