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MOONDREAMER:第二章〜
第三章 リベン珠
第18話 幻想ロボット対戦外伝 すごいよ! サグメさん2/3
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れはパンツじゃないから恥ずかしくないですからね?」
「その言葉をリアルで言う人初めて見ました!?」
 勇美から次々と出てくる迷台詞に鈴仙は翻弄されるが、漸くここで意識を戻す。
「まあ、取り敢えずですね。サグメ様は新しい攻撃を仕掛けてきたのですから、何が起こるか分かりません。ですから、ここは慎重に事を起こすべきです」
「成る程……」
 それを聞いて勇美は納得した。だが、心の内では引きずられてパンツが見えそうになった事については納得してはいなかった。
「でも、一体どうするんですか?」
「それは、私に任せて下さいね」
 言うと、鈴仙は自前の自慢の銃であるルナティックガンの銃口を、宙を漂う原生生物然とした機雷の一つへと向け、そして引き金を引いたのだ。
 そして、当然のように弾丸型のエネルギーが発射される。しかし、いつもと違うのはその弾丸が僅か一つであった事である。
 その一つの弾丸は寸分違わぬ狙いの元、見事に機雷に命中したのだった。これで機雷の一つは爆散して砕けるだろう……そう思われた。
 だが、実際はそうはならなかったのである。弾丸が機雷の中へとめり込むと、その衝撃で機雷はプルンと震え、そして二つに分裂したのであった。
 そして、ものの見事にそこには『二つ』の機雷が出来上がっていたのだ。その両方に核があり、蠢いている事から二つとも機雷として機能している事が窺える。
「こういうような事が起こるだろうと思っていたから、慎重にしようって言ったのよ」
「グッジョブです鈴仙さん♪」
 見事に危機を回避に導いてくれた鈴仙に勇美は心から感謝するのだった。鈴仙の制止がなければ、今頃勇美が機関銃でこの『分裂機雷』を打ち抜き、敵の狙い通りに数を増やさせてしまっていた事だろう。
『よく見抜きましたね』
 サグメは、その快挙をこなした鈴仙に本心から称賛の言葉を掛けた。
「ええ、これでも伊達に依姫様の元で訓練は受けていませんから、相手の動きはある程度読めるという訳ですよ」
 そう言いながら鈴仙は、自ら依姫の名を出した事で複雑な心境になっていた。彼女に対しては当然色々思う所があるからである。
 だが、そういう迷いは今はすべきではないだろう。鈴仙は今は依姫のお陰で危機を回避出来た自分に素直に感謝するのだった。
『でも、どうするのですか? この機雷が分裂する事が分かったからと言って、それで対処出来る事には繋がりませんよ。攻撃すれば分裂し、穢れた身で触れれば爆発するこれにどう立ち向かいますか?』
 サグメはそう流暢に自分の優位を語ったのである。やはり彼女の本質はお喋りなようである。
「その通りですね。さてどうしたものか……」
「先生、いい案があります。寧ろ『私にいい考えがある』ですね♪」
「いや、言い直さなくていいですよ……」
 鈴仙はそれは悪手
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