暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百五十三話 大群での攻勢その十五

[8]前話 [2]次話
 戦士達は激しい戦いを繰り広げていった、だが実際に休憩の時は彼0を食べた。そのカレーについて。
 ダイは一口食べて目を輝かせて言った。
「これ美味いな」
「そうだよな」  
 ポップもカレーを食べて応えた。
「こんなに美味いなんてな」
「思わなかったよ」
「ああ、人参も野菜もジャガイモも入っていて」
「肉もな」
「シチューみたいに入ってるけれど」
「シチューとはまた違った味でな」
「ご飯ともよく合うから」
 だからだというのだ。
「滅茶苦茶美味いよ」
「こんな美味いものあるんだな」
「これからも食べたいね」
「そうだよな」
「うん、どんどん食べるといいよ」 
 カレーを入れる鏡の父が答えた。
「ルーが服に付くと取れないからね」
「それが難儀にしてもな」 
 マトリフもカレーを食べつつ言う。
「確かに美味いな」
「そうなんだよね、だからね」
「皆食うな」
「そうなんだよ、私もね」
「あんたもカレーは好きか」
「嫌いな人はそうそういないと思うよ」
 鏡の父はマトリフに笑顔で答えた。
「これはね」
「そうした味だな」
「うん、ただ味はね」 
 カレーのそれはというと。
「甘口でも辛口でもなくて」
「中辛か」
「飛彩と花家君の要望は無視したよ」
 二人のそれはというのだ。
「やっぱり間を取ってね」
「中辛にしたんだな」
「そうなんだ、皆で食べるならこれがいいと思って」
 それでというのだ。
「こちらにしたんだ」
「気遣いってやつだな」
「言うならね」
「そうか、その気遣いも嬉しいな」
 マトリフはそのカレーを食べつつ鏡の父の言葉に頷いた。
「俺としては」
「そう言ってくれるならね」
「もっと食ってくれっていうんだな」
「どんどんね」
「じゃあそうさせてもらうな」
「この味ですと」
 アバンもカレーを食べながら言った。
「ご飯だけでなく色々なものに合いそうですね」
「本来はシチューの様にして食べていました」
 日向がアバンのその言葉に答えた。
「パンを付けて」
「それも美味しそうですね」
「元々は船乗りの食事で」
「それで、ですか」
「その様にして食べていました」 
 シチューの様にしてパンに付けて食べていたというのだ。
「こちらも美味しいです」
「そうでしたか」
「ただそのはじまりはやはりです」
「ご飯にかけてですか」
「食べていた様で。それが船乗りの間で」
「そうした食べ方になってですね」
「そして我々の国に入り」
 そうしてというのだ。
「またご飯にかけて食べる様になりました」
「カレーにも歴史ありですね」
「そうですね、確かに」
「あと牛肉以外にもです」
 明日那もアバン達に話した。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ