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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百五十一話 勇者の弟子達その五

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「君達の世界も君達も何かとあったんだね」
「それはそうだな、あと」
 ポップはここで鏡の父に言った。
「皆俺達より年上で仲間っていうより先輩みたいで」
「それでなんだ」
「敬語使わせてもらいますね」
「うん、じゃあね」
「俺も。あまり得意じゃないですが」
 ダイも言ってきた。
「そうさせてもらいます」
「宜しくね」
「はい、そういうことで」
「しかしスサノオらしいといいますか」
 日向恭太郎は考える顔で話した。
「戦いが終わった人達に仕掛けるとは」
「俺達結構気楽にしてたんですよ」
 ポップは手振りを交えて苦い顔で話した。
「大魔王バーンとの戦いが終わって」
「それで、だね」
「それでもうこんなことはないと思っていたら」
 その時にというのだ。
「出て来ましたから」
「そうだったんだね」
「俺マァムと結婚しようって話になって」
 その時にというのだ。
「出て来たんですよ」
「結婚?何だそんなことか」
 慱は腕を組んでこう返した。
「そんなものは何時でも出来る」
「いや、出来る限り早くですよ」
「私にとってはどうでもいい」
 ポップに平然として返した。
「結婚だの恋愛だのはな」
「いや、そう言います貴方ご自身のことは」
「興味がない」
 慱の平然とした口調はそのままだった。
「一切な」
「やっぱりこの人相当凄いな」
「俺もそう思うよ」
「クピイ」
 ポップも流石に唖然となったがダイとゴメちゃんもだった。ダイはさらに言った。
「俺こんな人はじめて見たよ」
「俺もだよ」
「大魔王バーンとの戦いの中で色々な人に出会ったけれど」
「それでもな」
「こんな人はじめてだよ」
「こんな凄い人もいるんだな」
「だからこいつは特別だからな」
 九条は二人にこのことを力説した。
「人間の中でもな」
「変人ですか?」
「そうだ」
 九条はポップに否定せずに返した。
「言うならな」
「やっぱりそうですか」
「ああ、だからこいつの言うことはな」
 それはというのだ。
「そんなにな」
「気にしたら駄目ですか」
「特にな」
 これといってというのだ。
「したら負けだ」
「負けですか」
「ああ、個性は色々でな」
「この人の個性はですか」
「特別なんだ」
 そうだというのだ。
「あくまでな」
「じゃあ他の人達は」
「こんなのばかりじゃないからな」
 九条は言い切った。
「それで納得してくれ」
「わかりました」
 ポップも頷いた。
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