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雲は遠くて
173章 フランク・シナトラを リスペクトする 川口信也
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たとえば、ソング・ライターの ジミー・ウェッブっていう人も言っているけど、
フランク・シナトラは、 大型 ロケットのような ビッグバンドを
伴奏にして 歌っても、全然 負けてないってとこかな。
それを ジミー・ウェッブは『シナトラは、人類が 到達したことのない場所に行くことを
できた人だとか 知っていた人だ』とか言っているけどね」

 と 川口信也は 言う。

「なるほどね。マイクがあるとは言っても、オーケストラのようなビッグバンドを
伴奏に歌を唄うというのは、なかなかできることじゃないよね。
フランク・シナトラは、無理のない 自然体の 歌唱法で
それを 軽々と やってのけているもんね。すごい ジャズ・シンガーだね」

 森川純が そう言って 笑った。

「おれたちも ジャズ的な スイングや グルーヴ感を
もっと 取り入れて行きましょう!」

 高田翔太も そう言って 笑った。

「そうだよね。これからは ロックだとか ジャンルとかに こだわらないで行こうよ。
ジャズ的な 要素を もっと 積極的に取り入れれば、
きっと 音楽を もっと 無限大に楽しめるよね!」

と 岡林明も 言って 笑った。

「音楽には ジャンルわけするとかの理屈は 無用だよね。
何よりも 自由に 楽しんで 元気になれることが 最優先だからね。
よかったよ。反対意見なんかでたら、どうしようかって、少し悩んだんだ」

 川口信也はそう言って 笑った。

「そんな心配は無用だよ。みんなジャズは大好きさ。
あらためて、乾杯しよう!かんぱーい!」

 森川純がそう言った。みんなは笑顔で日本酒やビールを楽しんだ。

 川口信也は フランク・シナトラに リスペクトを こめて 歌を作った。

『美しさは 愛の世界がある (あかし)☆フランク・シナトラに捧げる』

きみの その美しさを
歌にして みたいと いつも 思う
最高の エンターテイナーの
フランク・シナトラ なら
どんなに 美しい バラードを 作るのだろう
フランク・シナトラは 20世紀 最高の
ラヴ・ソング や バラード の
ジャズ・ミュージシャン だった

朝の 目覚(めざ)めの 太陽の 輝きも
朝の ()みきった 新鮮な 空気も
一日が 終わる 夜の 心地よい 静けさや
安らか 眠りの 中で 見る 夢 さえも
もし きみが いないのだとしたなら
すべては 無意味なものに なるだろう

この世界の すべてのものは
物質で できていると 感じるけれど
そんなことは ないとも 感じるよ
目には 見えない 愛の 世界は あるから
※ きみの 美しさは … 世界の美しさは …
永遠の 愛の世界が あるとい
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