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戦姫絶唱シンフォギア〜青薔薇の剣士と歌の戦士達〜
戦姫絶唱シンフォギアG〜青薔薇の剣士と歌の戦士達〜
G編〜ガングニール・ガール〜
偽善者の烙印
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時は戻り、ライブ会場内
「そうか、君達はさっき迷っていたんじゃなくて、合流する為にあそこにいたんだね」

僕は先程会場の裏で出会った二人と対峙していた。
「ッ!だから、何だって言うんデス!」

   切・呪りeッTぉ

金髪の女の子は大きな鎌を切り上げ、刃先を飛ばしてきた。
僕は飛んでくる刃を何とか回避すると、
「切ちゃんに気を取られすぎ…」

   γ式・卍火車

黒髪の女の子が回転する刃で突撃してきた。
僕はとっさに防御の構えを取り、相手の突撃の勢いを相殺し、それをパリィで弾いた。
「くっ‥」

その時、
「あなた、そこをどきなさい!」
「えっ!あっ、はい!」
ツバサがそう叫び、僕は慌ててその場所から退くと

「土砂降り、十億連発だ!」

上から雨のような光弾が敵の子たちに向かって、降ってきた。
それを降らせたのは落ちてきたヒビキとクリスだった。
金髪の子と黒髪の子は回避行動をとり、マリアにはマントで防御をされてしまった。
そこへ
「うおぉぉりゃぁぁ!」
ヒビキが光弾を防御するのに必死なマリアに強力な一撃を叩き込もうとしたが、すんでのところで避けられ、地面に大きな穴を作っただけだった。
二人が地面に降り立った時、

「やめようよこんな戦い!今日出会った私たちが争う理由なんてないよ!」
「…っ、そんな綺麗事で…」
「…え……」
「綺麗事でものを解決しようとする人の言う事なんか信じられないデス!」
「そんな…話せばわかるよ!だから……」
「偽善者…」

黒髪の子が言葉を続ける。

「この世には、貴方のような偽善者が多すぎる…!!」

そう言い放つと、また攻撃を開始してきて、今度は刃物を発射してきた。
だが、ヒビキはあの子に言われた事がショックで、動けていなかった。
すかさず、ツバサが間合いに入った事で事なきをえて、クリスが三人めがけて光弾を放った。
しかし、かわされてしまいツバサは槍の人と、ヒビキは先程言い争っていた子と、クリスは後方支援、そして、僕は大振りの刃物を持った子と対峙する形になっていた。

「デース!」
「あれだけの大きさの刃物は見たことない…けど…!」
(エルドリエさんが使っていた鞭に比べれば…!)
長物を使う際は隙が大きいという弱点を思い出し、アインクラッド流奥義「スラント」の構えをし、下からの切り上げをして、一瞬怯んだ隙に肩の上に剣を持ち直し、上から剣を振り下ろし、相手の子を大きく後退させることに成功した。

「うう…シンフォギア無しでもここまでの威力デスとは…」
「もうやめて!これ以上戦う必要は…」
「それでも…負けられないのデース!」
「うっ…!」
僕は相手の子に語りかけようとしたが、それを遮るように叫びながらこちらに走
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