第九百四話 切り札を出しても
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第九百四話 切り札を出しても
イギリスもフランスも準備に入っている台湾と韓国を見ています、二国共準備をしながらもいがみ合っています。
そして見ながらフランスはイギリスに言いました。
「台湾って元々野生児だったよな」
「ああ、日本の家に入るまで凄かったな」
フランスも言います。
「もう野山で育ってな」
「手がつけられなかったな」
「その野生さが今も残っているんだよな」
「だから喧嘩になると強いな」
「その台湾の民族衣装か」
フランスはあらためて言いました。
「一体どんなのだろうな」
「馬鹿委員長は絶対にチマチョゴリだけれどな」
「あいつはもうそれだな」
「絶対にそれしかねえしあいつ自身言ったしな」
「けれど台湾は二つあるみたいだな」
「その二つを見たいな」
「ああ、どんなのかな。まああれだけ喧嘩してるからな」
それでというのです。
「絶対にあの二国の優勝はねえな」
「それだけは言えるな」
既に大きくマイナスされているというのです、ですがもうそんなことはそっちのけで勝負する二国でした。
第九百四話 完
2020・12・5
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