第二話 取り敢えず、現状確認
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る習慣が付いている。
今まで作ってきた作成空間の中身を一通り確認し終わると、新たに空間を作成してみる。当然のことではあるが作成も設定も削除も問題なく出来た。
「しかし、毎回アンダーラインを誤魔化さないといけないのは大変だな」
思わずつぶやく。魔法はともかく空間操作で収納するのは寝る前の日課みたいなもので、無意識にやってしまう可能性が高い。それ以前に、収納時だけ誤魔化したとしても、あったはずのものが無くなっていたり、また出てきたりしたら分かってしまうのではないだろうか。
(アリス、今日のところはこのくらいにしておこう。俺がベッドに入ったら誤認させているのを解除してくれ)
(分かった)
まだそろそろ夕焼け空になろうかという時間だが、考え事はまた明日ゆっくり考えることにして俺はベッドに入った。というか、ナノマシンには俺がベッドで寝ているように誤認させていたので、そのまま寝続けている風に装ったほうがいいだろう。
こうして俺は眠りに付いたのだった。
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