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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第70話 甦れイッセー!小猫の決意と旅の終わり!
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「帰ってきました!」


 小猫達は塔中華島で海鮮の実と伝説の四季の食材を見事ゲットした。急いでフロルの風を使いライフへと戻ってきた小猫達を見て、偶然側にいた祐斗と朱乃が驚きながらも笑みを浮かべて小猫達に駆け寄ってきた。


「小猫ちゃん!皆!」
「良かった……無事に海鮮の実をゲットできたのですわね……」
「朱乃、イッセーの様子は?」


 祐斗は全員が無事に帰ってきたことに笑みを浮かべ小猫達を迎えいれる。朱乃も涙を流して安堵したがリアスはイッセーの様子を彼女に確認した。


「とても危険な状態らしいですわ……わたくしも側にいたかったのですが邪魔になってしまうので部屋の外で待機しておくことしかできませんの……」
「ッ!イッセー先輩!!」
「小猫ちゃん!?」


 イッセーが危険な状態と聞いた小猫は祐斗が止める間もなく部屋に駆け込んだ。


「何だ!今こっちは忙しい……って小猫か!ということは海鮮の実と四季の食材をゲットできたんだな!」


 急に入ってきた人物に与作が怒鳴ろうとするが小猫だと気が付くと良いタイミングと言わんばかりの笑みを浮かべた。


「イッセー先輩の容体は?」
「アーシアの嬢ちゃんも頑張っているが後30分が限界だろう」
「じゃあ急いで調理しないと!黒歌さん、お願い!」
「了解にゃ!白音、貴方も手伝って!」
「はい!」


 小猫の問いに与作は後30分が限界だと話した、外は明るくなり太陽も出てきていた、完全に空に上がるまで恐らく後30分なのだろう。


 それを聞いたイリナは黒歌に調理をお願いすると黒歌は任せろと頷き小猫に手伝うように話す、それを見た小猫は当然と強く頷いた。


 調理場は与作の診療所にはないのでライフのホテルに向かった。鉄平によって予め話を聞いていたホテルの支配人は快く調理場を貸してくれた。そして小猫と黒歌は協力して調理を行っていった。


 そして25分ほどで調理を終えた二人は急いでイッセーの元に料理を運んだ。この時点で3分使ったのでタイムリミットは後2分だ。


「イッセー先輩……」


 イッセーの体は赤くなっておりまるでマグマのように熱くなっていた。ルフェイのかけたフバーハやアーシアの回復で何とか死ぬのを抑えているがもう持たないだろう。


「イッセー先輩、海鮮の実を持ってきました!」


 小猫は料理をスプーンですくいイッセーの口に運ぶが彼は反応しなかった。


「イッセー君がご飯を食べないなんて……!?」
「恐らくそれだけマズイ状態なんだろう。だがもう時間がないよ、何とかして食べさせないと……」


 イッセーが美味しい食事を前にしても反応しないことに祐斗が驚く。ココは流石の
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