暁 〜小説投稿サイト〜
新オズのオジョ
第八幕その八

[8]前話 [2]次話
「宜しくお願いします」
「外の世界におられたらあのチームに入って下さい」
「虎に栄光をもたらして下さい」
「あんな華のあるチームはないのに」
「それでも調子が悪いですから」
「というか何かあるんじゃないかな」
 オジョは五人にかなり真剣に言いました。
「外の世界のあのチームには」
「そうかも知れないですね」
「あの負け方はないですから」
「ここぞって時に信じられない負け方して」
「それで負け続けていますから」
「それを見ますと」
「そうかもね、オズの国には呪いとか祟りとかないけれど」
 それでもというのです。
「外の世界にはあるね」
「そうですからね」
「若しかするとですね」
「外の世界のあのチームにはですね」
「若しかしたら」
「呪いとか祟りがありますね」
「そうかもね、さもないとね」
 それこそというのです。
「ここぞっていう時に負け続けないよ」
「そうですよね」
「幾ら何でも有り得ない負け方しますから
「ニッポンシリーズに出てもそうですし」
「負けに負け続けて」
「それで、ですからね」
「実際オズの国のあのチーム強いからね」
 オジョはあくまでオズの国のことからお話します、生まれも育ちもオズの国なので自然とそうなっています。
「それもかなり」
「左様、あのチームは華があるだけではない」
 関羽さんも言います。
「強さも備えている」
「左様ですね」
「だから真にいいチームだ」
「そうですよね」
 オジョも頷きます。
「あのチームは」
「だからそれがしも大好きだ」
「球場もいいね」
 仙人さんはこちらのお話もします。
「オズの国の高校野球もやっているしね」
「あれも素晴らしい」
「全くですね」
「何か仙人さんって」
 神宝は仙人さんが関羽さんやオジョと野球についても明るくお話をしているのを見てそれで言うのでした。
「思った以上に」
「どうしたのかな」
「気さくで親しみやすいですね」
「別に気取ったことはしていないよ」
「といいますか」
 神宝は仙人さんにさらに言います。
「仙人さんって尉遅敬徳さんですね」
「外の世界ではそうだったよ」
「皇帝さんにお仕えした物凄く強い人だったのに」
「かつてはそうだったがそれでもだよ」
「今はですか」
「元々だよ、宮廷を退いたら」
 その時はというのです。
「この通りだったのだよ」
「元々ですか」
「そう、だからね」
 それでというのです。
「身共は元々こうなのだよ」
「そうですか」
「だからね」
 仙人さんは神宝にさらにお話します。
「気取ったことはね」
「ないですか」
「元々こうした人間だよ」
 オズの国に来る前からというのです。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ