第七百七十七話 プロイセンは信じなかった
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第七百七十七話 プロイセンは信じなかった
プロイセンは最初韓国と台湾がカップルを組むと聞いて頭から信じませんでした、それでこんなことを言いました。
「どんな馬鹿でもそんなカップル組まささねえだろ」
「そう思うな、相棒も」
お話をするドイツは沈痛な表情です。
「ところがだ」
「まさかと思うけれどな」
「そのまさかだ、あいつ等の兄妹が強引に決めた」
「日本達がどうか言ってもか」
「あのカップルでいくとだ」
その様にというのです。
「決めた」
「どういう考えで決めたんだよ」
「それは俺もわからないが」
「そのカップルで参加させるのかよ」
「あの二人でな」
「それで喧嘩ぱかりしてるだろ」
プロイセンもすぐにこのことを察しました。
「台風みたいになってるな」
「そうなっている、実際にな」
「やっぱりな、正気でやってるのかよ」
プロイセンは心からこう思いました、そして実際にそのカップルが目の前で大喧嘩をしているのを見てこうなるしかないだろとも思いました。
第七百七十七話 完
２０２０・１０・４
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