第七百六十四話 服がないので
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第七百六十四話 服がないので
ルーマニアは弟であるモルドバと組むことになりましたが。
モルドバは本当にお金がないです、そも貧乏さたるや欧州の北朝鮮と言われているとかいないとかという域です。
それで当然着飾ることも出来ないですが。
「おいらが用意しておいたずら」
「兄ちゃんが!?」
「そうしたずらよ」
ルーマニアがモルドバに凄く格好いい感じのスーツを出して言います。
「これを着るずら」
「そうしていいずらな」
「そうするずら」
「兄ちゃん有り難うずら」
「おいらは兄ちゃんずら」
だからだというのです。
「こうしたことはして当然ずら」
「それが兄弟ずらか」
「だから一緒に出るずらよ」
「わかったずら」
「ただ北朝鮮は今回も出ないずらな」
「あいつは貧乏なだけではないずら」
「鎖国もしているからずら」
この国は出ません、ですがモルドバはお兄さんの助けで服も用意してもらってそうしてコンテストに一緒に出ます。
第七百六十四話 完
2020・9・27
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