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ドリトル先生と琵琶湖の鯰
第九幕その十

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「お腹一杯食べてもらうよ、西瓜もね」
「そうそう、西瓜もね」
「そっちも食べてもらおうね」
「西瓜も好きだっていうから」
「それじゃあね」
「そして僕達も食べようか」
 こうも言う先生でした。
「西瓜を」
「あっ、西瓜食べるんだ」
「いいね」
「それで胡瓜も食べるよね」
「そちらも」
「うん、もろきゅもいいし」
 それにというのです。
「お漬けものも酢のものもいいね」
「何でもあるよね」
「胡瓜の美味しい食べ方は」
「どうして食べるか考えるだけでね」
「もう涎が出そうよ」
「そのまま食べてもいいし」
 生でというのです。
「サラダに入れても野菜スティックでもいいしね」
「胡瓜の美味しい食べ方って多いからね」
「重宝するお野菜の一つだよね」
「河童さん達が好きな理由もわかるわ」
「美味しいから」
「全くだね、サンドイッチに入れてもいいね」 
 先生の好物のそちらにもいいというのです。
「サンドイッチは胡瓜が一番美味しいというし」
「言うよね」
「イギリスの諺になるかな」
「そうした言葉もある位だから」
「いいよね」
「うん、胡瓜も食べよう」
 是非にという言葉でした。
「西瓜もね」
「デザートは西瓜だね」
「西瓜最高だよ」
「あの甘さがいいから」
「皆で食べましょう」
「うん、では今日のティータイムは」
 先生の趣味の一つであり楽しみであるこの時にというのです。
「西瓜を食べようか」
「あっ、いいね」
「西瓜をセットの一つに出すんだね」
「そうするんだね」 
「後は枇杷や苺かな」
 残りのセットはというのです。
「お茶は冷えた麦茶でね」
「いいね」
「じゃあ今日はお野菜と果物でいきましょう」
「それも和風に」
「それがいいね」
「苺は和風かっていうと微妙かも知れないけれどね7」
「いや、日本産の苺も沢山出ていて」
 それでとです、先生は苺にも答えます。
「皆食べているからね」
「いいんだね」
「熊本県でも奈良県でも作ってるしね」
「それで売ってるし」
「それでだね」
「苺も和風に入れられるんだ」
「そう思うよ、それにね」 
 先生は笑顔でさらに言います。
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