第七百五十二話 それは怒る
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第七百五十二話 それは怒る
プロイセンはドイツから台湾と韓国のお話の一つを聞いて唖然となりました。
「そっちの金で委員長のとこまで来てもらってかよ」
「野球のジュニアの大会に参加してもらってだ」
ドイツも強張ったお顔で言います。
「優勝しそうになるとだ」
「委員長のところの大会だからかよ」
「そうだ、委員長のチームが優勝すべきと言ってだ」
「無効かよ」
「そうした」
「台湾怒っただろ」
「そのこともあって今に至る」
あの犬猿の仲にというのです。
「国交断絶の話もあったしな」
「車買わせた後いきなりだったな」
「他にも色々あってな」
「その野球の話もひでえな」
「全くだな」
「っていうか優勝するなら素直に認めたらいいだろ」
そして讃えればいいというのです。
「喧嘩売る為に呼んだのかよ」
「最早そうしたお話だな」
お話するドイツのお顔は強張ったままでプロイセンは唖然となっています、台湾と韓国のこのお話について。
第七百五十二話 完
2020・9・21
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