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ドリトル先生と琵琶湖の鯰
第五幕その四

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「このことは何度でも言うよ」
「成程ね、しかしここは凄い山だね」
「険しいね」
「ここを登って戦うってなると」
「物凄く大変だね」
「何といっても」
「だから堅固なお城だったんだ」
 険しい山全体をお城にしたからだというのです。
「本当に織田信長さんも苦労したんだ」
「このお城を攻めるにあたって」
「大変な苦労をして」
「それで攻略した」
「大軍を使って」
「そうだよ、ちなみに織田信長さんは大軍で動員して戦う人で」
 それが織田信長さんの戦い方だったというのです。
「奇襲とかは殆どしなかったんだ」
「へえ、そうだったんだ」
「あの桶狭間では少数で攻めたけれど」
「大軍で戦う人で」
「桶狭間は例外なんだ」
「そうだよ、あくまで例外でね」
 桶狭間の戦いはというのです。
「それ以降は常にね」
「大軍を動かしてだったんだ」
「戦う人で」
「少ない数では戦わない」
「そうした人だったんだね」
「アニメで戦争は数だぜって言葉があったけれど」
 日本のロボットアニメの台詞も出しました。
「これは実際だからね」
「やっぱり大軍だね」
「大軍の方が強いね」
「それで織田信長さんもだね」
「戦いの時は大軍を動員していた」
「殆どの場合そうしていたんだ」
「それで勝っていったんだ、負けたこともあるけれど」
 それでもというのです。
「天下人になったのはね」
「それはだね」
「大軍を使ってのことで」
「それで勝ってきたから」
「天下人になったんだ」
「そうなんだ、それでこのお城も大軍で攻めたから」
 堅固な小谷城もというのです。
「勝ったんだよ」
「成程ね」
「どんな堅固なお城も大軍で攻めると攻め落とせる」
「そういうことだね」
「そうだよ、絶対に攻め落とせないお城はないしね」
 先生は皆と一緒に山の中を進みつつお話します。
「このお城も攻めたんだ」
「成程ね」
「そういうことだね」
「どうなるかって思ったら」
「そういうことだね」
「そうだよ、しかしこうして山を登ると」
 どうかとです、先生はまた言いました。
「いい運動になるね」
「そうだね」
「結構な山だし」
「こうした山を登るとね」
「いい運動になるね」
「そうなるよ、僕はスポーツはしないけれど」 
 それでもというのです。
「こうした運動はね」
「いいよね」
「先生お散歩は好きだしね」
「丁度いいよね」
「こうして歩くことも」
 このこともというのです。
「いい運動だしね」
「というか先生確かに太めだけれどね」
「健康に影響する程じゃないからね」
「そこまでじゃないからね」
「まだいいんだよね」
「というか先生健康だね」
「健康そのものだしね」
 動物の皆も言います。
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