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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第三十九話
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踏み出し、静かに問い掛ける。
その様子に、サレは不気味に笑みを浮かべたまま口を開く。

「衛司君かい…?安心しなよ……嫌でもすぐに会えるから、さ」


「……っ……まさか…」


「サレ…サレエェエェェェっ!!」


武器である剣を構え、無気味な笑みを浮かべたままそう応えたサレに、全員が声をあげ、メリアは怒号と共に特攻する。
それにアルヴィンはクレアを離し後ろへ下げ、サレは不気味に笑みを浮かべたままでいる。
……そして…。


――ガキンっ!!



――それはサレとアルヴィン『以外』のものによって防がれた。


「……え…?」


「……嘘…」



――防いだ人物の姿…それは……


「そん……な……」


「サレ……貴様…っ!」



――皆が見覚えのある服装と、見覚えのある顔…。
しかしながら…身体の至る所からラザリスと似た結晶を出し、右手が結晶の剣とまさに『同化』してしまっている…


「…だから言っただろ。『嫌でもすぐ会えるから』って」


「サレ…テメエェェェェェっ!!」


――その姿の正体は…



「……衛……司……?」


「そんな……そんなの……っ!」


――変わり果てた……『乾 衛司』であった。



「――オォオォォォォォッ!!」







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