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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
決着
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、それを支えようとしたゼロもまた膝をつく。

「こ、これは・・・・・・・・・」

『・・・・・く、クックック・・・・・・・・どうやら、己の限界も顧みずに力を解放したことでボディが耐えられなかったようだな。素直にウィルスに身を任せておればよかったものを・・・・・・・・』

右足を失いながらもシグマはどうにか態勢を整える。

「くっ・・・・・・こんなところで・・・・・・・」

ゼロは、めまいを感じながら倒れようとする。しかしそのゼロの手を誰かが握った。

「!?」

ゼロが手の持ち主の方を見るとそこには先ほどまで重傷であったはずのエックスがアルティメットアーマーを纏って立っていた。

「エックス・・・・・・・・」

「ありがとうゼロ。君のおかげで何とか持ち直せたよ。君とアイリスの決意も。」

「お前・・・・・・」

「あ〜あ〜。おじいさんにせっかくもらったアーマー、また壊れちゃったわ。」

後ろではボロボロではあるものの壊れたヴァリアブルアーマーを脱ぎ捨てたマーティの姿もあった。

「マーティ。」

「カッコいいこと言うじゃない、ゼロ。アイリスもすごかったしさ・・・・・・・・なんか、アタシたちも負けられないって、感じで起き上がれたわ。」

彼女はそう言うと笑いながら槍を展開してシグマに向き合う。

「エックス・・・・・・マーティも・・・・・・・・」

『フッフッフッフフ・・・・・・いくら死にぞこないが集まったところでこの私を完全に倒せると思っているのか?』

シグマは不敵な笑みを浮かべながら目を光らせる。いくら体を撃ち抜かれた末に右足が吹き飛んだとはいえ、その強大な戦闘力は衰えていない。しかし、エックスは動じる様子はなかった。

「・・・・・・気を失いかけた間、少しの間だったけど兄さんの記憶が見えたよ。」

「ROCKMANの?」

エックスの言葉を聞いてゼロは驚く。そして、今はじめて気づいたがエックスの頭部の赤いクリスタルが再び光を発していた。

「兄さんはどんな窮地に陥っても絶望しなかった。どんなに強い敵が現れても・・・・・体が破壊されたとしても・・・・・・死んでいった者たちや仲間に託された想い・・・・・・そして、俺たちの心までは破壊できない。諦めない心があったからこそ、兄さんも負けなかったんだ。その兄さんたちの心を継いだ俺も絶望したりはしない!!」

『想い?心だと?フン、そんなもので私を倒せはせんぞ!!』

シグマは電撃弾を四人に向かって発射する。

「エックス、避け・・・・・・」

「ブラックホールボム!!」

「えっ?」

ゼロに抱きかかえられたアイリスは今までエックスが使ったことがない特殊武器を見て驚く。飛ばされた電撃弾は目の前で発生した
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