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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
覚醒
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次の瞬間、エックスはファルコンアーマーに切り替えてシグマから高速離脱し、同時にシグマに複数の強力なエネルギー弾の雨が降り注いだ。

「うおぉおおおおわあああ!?」

シグマの身体を次々とエネルギー弾の雨が貫き、飛ばされたパーツも容赦なく粉砕して行った。貫かれると同時に体の各地の回路がショートを起こし、シグマは全身煙を吹きながら燃え上がる。

「グオオオオ!!」

「マーティ、俺と合わせてくれ!」

「OK!」

マーティはファイアチップを装填してエックスと合わせてバスターを撃つ。

「スピアチャージショット!」

「ファイアチャージショット!」

貫通力の高いスピアチャージショットがシグマの頭部を貫き、ファイアチャージショットは炎に包み、終いにはシグマを大爆発させた。

「やった!」

パーツも残さず燃え尽きたシグマの最期を見てマーティは安堵する。しかし、ゼロとアイリスは警戒を緩めない。

「・・・・いや、まだ早い。奴の邪悪な気配は未だに残っている。」

ゼロが言うと同時に空間そのものが崩壊し、周囲が見えなくなる。

『・・・・・・・クックッククク、やはり最強だな。それだけ強いとどうしても倒したくなる・・・・・・・』

「!?」

暗闇から聞こえてくるシグマの不気味な声にマーティは背筋をゾッとさせてエックスの手を握る。エックスもフォースアーマーに切り替え直して警戒する。

「どこだ!シグマ!隠れていないで出てこい!!」

『クックククク・・・・・・・ここだよ、ここ。逃げも隠れもせん。』

「「「「!?」」」」

暗闇の中から光源が徐々に光を増し、γのような巨体を誇り、自分達四人を上から見下ろすように腕を組んだシグマの姿が現れた。

「ガ、γ!?」

『実は、今回は素晴らしい人物がいてな・・・・・色々とサポートをしてくれたのだよ。尤もコロニー衝突の計画は私の独断だったがな。過去に数え切れない程のロボットを造ったらしく、今から見せる最強のボディも与えてくれた。本来なら完成までまだ少し時間がかかる筈だったがチャモチャ星での先行試作機のデータのおかげでお前たちが来る前に仕上げられたよ。頼もしいパートナー、いや、同士だったよ。誰よりもお前達に対する執着心・・・・・・・頼もしかったよ。・・・・・・そして、エックス・・・・・・・私以外にいたのだよ・・・・・お前を憎む人物が・・・・・・』

「俺を憎む?」

「エックス、コイツの話に乗るな!」

『なあ、ゼロ。ドクターが言っておられたぞ。“ゼロは地上最強のロボット”だと。』

「奴がそうだと言ったとしても俺は望まない。」

『哀れな・・・・・これなら欲望に忠実なフォルテの方が余程利口だな。奴ならばすぐに受け入れるという
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