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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
シャドーデビル
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アディオンを荒野へと走らせる。目的地に近づいてくるにしたがって探知機からはウィルス汚染の警報が鳴りだし、同時に自分の身体が力が漲り始める。

「・・・・・さて、シグマを倒すまで“俺”が保っていればいいが・・・・・・」

目的地に着くとそこには巨大な穴が開いていた。

「底が見えないな・・・・・・まさに地獄への入り口とでもいうべきところだな。」

ゼロは一時的に復活したバスターを展開してみる。相変わらず単発なものの威力はチャージショット並みに上昇している。

「・・・・・じゃあ、行くとするか。俺の最後の戦いに・・・・・・・」

ゼロは穴に向かってダイビングしていく。






しばらくすると床に着地し、目の前にはまるでノイズのかかったテレビのような空間が広がっている。

「ここにシグマが・・・・・・」

ゼロは奥へと進むべく下へ下へと降り始める。

「ん!?」

落下中にゼロの真上を巨大なビームが通り過ぎて行った。それだけならまだしも次々とビームが飛んでくる。

「トラップか!」

ゼロはエアダッシュをしながら移動速度を速める。 落下に合わせる様に次々と放たれるビームの嵐は、徐々に照準を正確にしていく。

「くっ!アイリスを連れてこなくて正解だったな・・・・こんなビームまともに受けたらお陀仏だ。ダークホールド!!」

ゼロはネクロバットから習得した技で一時的に時間を停止させる。

効力自体はエックスが使用したタイムストッパーとさほど変わらないがエネルギー消費は事前にダグラスから受け取っていた強化パーツ「エナジーセーバー」を装備して最小限に抑えているため、長く止めることができる。

エネルギーが切れる前にゼロは下へと急いで下って行く。























しばらく奥へ行くとノイズの中に奇妙なものが浮かんだ広間に着いた。僅かながら「W」と読めるのがわかる。ゼロが入った瞬間に入り口が塞がれ、目の前に巨大な目玉を持つ黒い巨人 シャドーデビルが待ち構えていた。

「最初の関門という事か。いいだろう、さっさと片づけてやる。」

「WWWWWW!WWWW!」

シャドーデビルはゼロを確認すると分裂し、襲い掛かってくる。ゼロは飛んでくるブロック状の物体を避けながらシャドーデビルが立っていた方へと移動する。

「お前の戦闘はドラえもんから教えてもらった。胴体に出てくる目が弱点だってな!」

一通りブロック状の物体が飛び終わるとボディを形成したと同時にゼロは胴体に向かって攻撃をする。

「喰らえ!電刃!!」

電気を帯びたセイバーの刃がシャドーデビルに食い込む。しかし、切り裂かれた部位には目がなかった
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