第六百五十五話 食べたと思ったら
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第六百五十五話 食べたと思ったら
何もなくて誰もいないところに来てしまったトルコ軍、当然ながら餓えて困っていましたがそこにです。
多くの羊が来ました、トルコではお肉といえば羊なので。
「これは有り難い」
「是非食おう」
「まさにアッラーの恵みだ」
「いや、この連中何処から来たんでい」
トルコは物凄く疑って言いました。
「そもそも」
「そういえばそうですね」
「ですがもう正直限界です」
「腹が減って仕方ないです」
「ですから」
皆疑わしくてもでした。
餓えには勝てません、それで羊を調理して食べてです。
「助かったな」
「これで生き返ったぞ」
「よかったな」
心からほっとしていたその時です。
「敵襲だ!」
「ワラキア軍が来たぞ!」
「くそっ、罠かよ!」
トルコは思わず叫んでしまいました、何とこれもまたワラキア軍の罠だったのです。
第六百五十五話 完
2020・8・4
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