暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生の野球
第四幕その八
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「それで阪神は一番人気だけれどね」
「ダントツでだよね」
「日本一の人気チームだからね」
 それだけにというのです。
「あのチームはね」
「人気があって」
「彼もファンの可能性があるけれど」
「実際はどうなのか」
「僕は阪神の考えも彼の考えも知らないから」
 それが為にというのです。
「どうとも言えないよ」
「そうなんだ」
「残念なことにね」
「阪神があの人のことに注目していて」  
 ガブガブが言ってきました。
「あの人も阪神をってなっていたら」
「本当にいいけれど」
 ダブダブも思うことでした。
「実際どうかな」
「是非相思相愛でね」
「阪神に行って欲しいわね」
 チープサイドの家族も思うことでした。
「そして阪神で活躍して」
「阪神をもっと強くして欲しいね」
「本当に野村さんや古田さんみたいな人が加わったら」
 ホワイティの言葉は切実なものでした。
「どれだけ強くなるか」
「今でもあの強力な投手陣があるから」
 トートーは投手陣から考えています。
「その投手陣の能力をさらに引き出してくれるのならね」
「しかも打ってくれたら」
 ジップはバッターとしてのことから考えています。
「どれだけいいか」
「今の阪神の打線にもう一人打てる人が入ったら」
 老馬はジップに続きました。
「ダイナマイト打線復活だね」
「守って打ってくれる人」
 ポリネシアはまさにという口調でした。
「最高ね」
「絶対に来て欲しいね、阪神に」
 チーチーも思うことでした。
「そうしたら十連覇も出来るかもね」
「もう何とかね」
「あの人には阪神に行ってもらいたいよ」
 オシツオサレツも言うことでした。
「阪神の為に」
「そして日本のプロ野球の為に」
「阪神が日本一になったら」
 その時の、最近は毎年であるこのことについて言う王子でした。
「経済効果が凄いんだよね」
「そう、日本中が熱狂してね」 
 先生も応えます。
「元気になってね」
「お金が凄く動いて」
「景気もよくなるね」
「そして日本みたいな世界に影響がある国の景気がいいとね」
「世界経済にもいいね」
「そうなるからね」
「阪神は勝つべきだね」
「そうだよ、実際巨人が勝っても」
 このチームはどうかといいますと。
「何処もバーゲンにならないしね」
「経済効果もないからね」
「あのチーム程優勝しても何もないチームはないよ」
「誰の利益にもならないね」
「だからね」 
 それでというのです。
「巨人が最下位であってもね」
「誰も困らないね」
「そのこともあるし」
「阪神が優勝すべきだね」
「巨人よりもずっとね」
「すると今の状況はいいことだね」
「とてもね」
 まさにとです、先生は王子に答え
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ