第六百四十四話 その規模たるや
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第六百四十四話 その規模たるや
世界帝国となっていた時のトルコの領土を見て日本は言いました。
「まるで」
「おう、ローマ帝国みてえだな」
「はい、それ位の領土ですね」
「面積では負けていたと思うけれどな」
それでもとです、トルコも日本にお話します。
「人口ではでい」
「より多かったかも知れないですね」
「おう、そっちはな」
「とにかく物凄い大帝国でしたね」
「あの時の俺は向かうところ敵なしだったからな」
日本に笑ってお話します。
「だからでい」
「あれだけの国になりましたね」
「懐かしい思い出だぜ」
「そしてお料理も」
「そこもな」
まさにというのです。
「そうした頃があってでい」
「発展しましたね」
「他の文化もだったな」
大帝国だった時に文化も花開いたのです、オスマン=トルコはただ強いだけの国ではなかったのです。
第六百四十四話 完
2020・7・29
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