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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
幕間〜士郎となのはとヴィヴィオのとある1日
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んのことだろうか?
で、その家主が……


「なのはちゃん!久しぶり!」
「すずかちゃん!」


月村すずか。アリサちゃんと同じく6歳の時からの親友である。


「相変わらずの警備システムだね……」
「最近お姉ちゃんが残していったのを少し改造したんだ。より厳重になったよ」
「これ以上にする意味ないと思うけど………」


と、ここですずかちゃんが士郎君とヴィヴィオに気づく。


「なのはちゃん、この男性とこの子は……?」
「同僚の衛宮士郎君と私が保護責任者やってるヴィヴィオ。二人とも、紹介するね。私の友達の月村すずかちゃんだよ」
「はじめまして。ヴィヴィオです」
「え、衛宮士郎だ」


士郎君が若干、いや、かなり引きつっている。何かあったのかな……?


(どうしたの?)
(彼女から、ちょっとマッドサイエンティスト的なものを感じてな……)


確かにすずかちゃん探究心は旺盛だけど……そこまでかな?


「それより聞いてよなのはちゃん。この間警備用散弾銃のゴム弾の素材の研究してたらいいのが出来て……」


訂正。士郎君は正しかった。暫く見ないうちにすずかちゃんはそっち方面に突っ走ってしまったようだ。




……………………………………………………




あの後30分近く銃器の部品云々を聞かされた。その後は他愛ない話をし、気が付けばもう帰る時間。


「じゃあ私たちそろそろ帰るね」
「うん。衛宮さんもヴィヴィオちゃんもまた来てくださいね」
「うん!」
「ああ。そうさせてもらうよ」


雑談の際のすずかちゃんを見て、士郎君も最初の警戒はある程度無くなったようだ。若干は残っているみたいだが。


そうして私たちの一日地球旅行は幕を閉じた。



side フェイト



「きょうね、ママとパパのうまれたところにいったの!すごくたのしかった!」


ヴィヴィオは帰ってくるなり私とランスに興奮冷めぬ様子で今日の事を教えてくれた。


「そっか、地球に行ってきたんだね。実は、フェイトさんとランスさんもそこにいたことがあるんだよ」
「ほんとう?じゃあつぎはみんなでいきたい!」


そのことを聞いて私たちはみんなで笑いあった。お仕事が一段落ついたらここのみんなで行こうね、と言って。



……………………………………………………



ヴィヴィオが寝た後、それぞれいつものように就寝。
でも、今日はなのはが変だった。


(フェイトちゃん、起きてる?)
(まだ起きてるよ)
(あのね……ううん、ごめんね、なんでもない)


悩んでるのは確かだ。なのはの親友として放っては置けない。



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