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ドリトル先生の野球
第二幕その二
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「そのリトルリーグのチームのものに似てるかな」
「殆どそのままだね」
 王子は先生にすぐに答えました。
「はっきり言って」
「そうなんだね」
「センスあるね」
「オレンジの使い方がいいですね」
 トミーも画像のユニフォームを観て言いました。
「このユニフォームは」
「全くだね」
「僕は九十年代の横浜のユニフォームが好きですが」
「日本一になった時だね」
「青と白いラインの使い方がお洒落ですよね」
「そうだよね、あれもいいね」
「他には」
 先生はさらに言いました。
「ホークスのユニフォームもロッテのもいいね」
「黄金時代の西武のライトブルーのユニフォームも」
「どれもいいね」 
 本当にというのです。
「楽天もいいしね」
「日本人の服のセンスでしょうかね」
「うん、全日本のものもいいしね」
「あれも恰好いいですね」
「サッカーのユニフォームもね」
 先生はこちらのお話もしました。
「いいしね」
「サムライブルーですね」
「クールジャパンというけれど」
「その象徴みたいですね」
「僕もそう思うよ」
「そして個人的に一番好きなのは」
 王子が満面の笑顔で言うことはといいますと。
「阪神の白地に黒の縦縞の」
「あの伝統のユニフォームだね」
「あの服シンプルだけれど」
 それでもというのです。
「独特の華があるんだよね」
「うん、ただ恰好いいだけじゃなくてね」
「華があるよね」
「阪神は本当に華があるチームだけれど」
「ユニフォームもそうだよね」
「絵になるんだよ」
「ユニフォームもだね」
「本当にね、あんまりにもいいから」
 だからだというのです。
「多くの人達に愛されているんだよ」
「あのユニフォームもだね」
「そうだよ、阪神はユニフォームまで華があるけれど」
 それでもというのです。
「あのユニフォームが一番華があるね」
「先生もそう思うよね」
「そうだよ、阪神の好きな部分の一つだよ」
 そのユニフォームがというのです。
「白地に黒い縦縞のそれもね」
「そこまで好きなんだ」
「そうだよ、あとね」
「あと?」
「時々復刻されて着ている上下共に黒のね」
「あっ、かなり昔の」
「そう、確か黎明期の頃だったかな」
 阪神というちーむのというのです。
「その頃のね」
「ユニフォームで」
「これがかなりよかったし」
「時々今も見ますね」
 トミーが笑顔で言ってきました。
「復刻ってことで」
「あれは面白いことだね」
「昔のユニフォームを着ての試合も」
「それで僕もはじめて見たけれどね」
「恰好いいですよね」
「上下共に真っ黒とかね」 
 そのユニフォームがとです、先生は笑顔でお話するのでした。
「センスを感じるよね」
「こち
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