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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第3部〜希望と絶望の宝石〜
第2話『新たなる絶望』
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ているようだ。いざという時のために残しておけ。それまでの間に研究でもなんでも好きにするがいい。”
ビーストキマイラはそう言うと眠ってしまう。

「それから、俺達の町に魔女と暫定的に名付けられた奴らが現れるようになった。」
晴人はフェイトに説明した。
「確かにあの敵の種属は魔女と呼ばれています。実は、本来魔女のいた世界にファントムが現れて、代わりにその世界から魔女が消えました。」
フェイトは晴人達に事情を説明する。
「つまり、俺達の世界のファントムを何者かが魔女のいた世界に送り込んで、魔女を代わりにこの世界に連れ込んだってことか。」
「はい。魔女がいた世界に現れたファントムの方は、現在私の夫が対処しています。」
「そうか、それは心強そうだな。で、君の名前は?」
「私は、フェイト・テスタロッサ。次元保護国警察警部です。」
「俺は操真晴人。フェイトちゃん、よろしく。」
「俺は仁藤攻介。魔法使いってことは俺のライバルがさらなる増えたってわけか。」
三人が自己紹介をしていると、それを遠巻きに見ている影が一つあった。
「なるほど、グリーフシードの魔力はファントムの魔力以上。だとしたら僕達がファントムと協力する利点は無かったわけだ。でも、一応彼との契約もあるから、ここは少し様子見をしよう。何より、海鳴市で戦闘を行った魔法少女がわざわざ来てくれたのはいい誤差だった。もっとも、僕達の世界に行くことは自殺行為か。これで少しは変化のある結果が見られるといいな。」
その白い動物、キュゥべえは足音一つ立てずに去って行った。
to be continued.

次回、仮面ライダーディロード
「そういうの、いじめられっ子の考えよ。」
「このケルビム様に勝てるものか!」
「仮面ライダーは、決して諦めたりしないんだ!」
「マミさぁぁぁん!」
「この現実が受け入れられないなら、この件から手を引く方がいい。」
次回『もう何もこわくない』
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