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新ヘタリア学園
第六百二十二話  本当にモンゴルだった

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第六百二十二話  本当にモンゴルだった
 ティムール朝は中央アジアに君臨した騎馬民族の国家でした、モンゴル人の国であることは知られていますが。
「どうもその行いも」
「おう、モンゴルだろ」
「そのままですね」
 日本はトルコに言いました。
「まさに」
「そうだろ、敵には容赦しなくてな」
「民族や文化、宗教には極めて寛容で」
「しかも商業も盛んにさせてな」
「まさにモンゴルさんですね」
「実際あいつの上司だったしな」
 ティムールさんからはじまります。
「そうだったしな」
「中国さんと戦おうとしましたし」
 当時は明という名前でした。
「モンゴル帝国の再来でしたね」
「だから強かったんでい」
「そうですね」
「サマルカンドって遠いけれどな」
 トルコから見てです。
「それだけ広い領土も持ってたな」
「そうでしたね」
 そうした国でした、それがティムール朝でした。


第六百二十二話   完


                   2020・7・18
 
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