第六百十四話 最初は
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第六百十四話 最初は
オスマン=トルコといえば専制国家でしたが。
「最初は違いましたね」
「ああ、言うなら戦士集団だったんでい」
トルコは日本にお話します。
「それで騎兵も有名だったぜ」
「そうでしたね」
「あのイメージは後になってからでい」
「イエニチェリは、ですね」
「おうよ、本当にな」
「最初は、ですね」
「戦士集団でな」
それで、です。
「アナトリアの小勢力だったんだよ」
「誰も知らない様な」
「そうだったんでい」
「そこからなのですね」
「はじまってな」
そうしてです。
「専制国家になったんでい」
「大帝国に」
「そうなるまで長かったぜ」
そうだったというのです、オスマン=トルコは最初は本当に小さな勢力でした。そこからはじまったのです。
第六百十四話 完
2020・7・14
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