第六百八話 宋の忠臣
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第六百八話 宋の忠臣
アメリカが中国に彼の上司がモンゴル民族の人達あのフビライ=ハーンの一族になった時のことを尋ねました。
「君の名前が宋から元になったな」
「あの時あるか」
「その時に凄い忠臣がいたな」
「文天祥さんあるな」
中国は遠い目で言いました。
「素晴らしい人だったある」
「若くして科挙に及第したんだったな」
「それで僕は文天祥を得たと喜ばれたあるが」
「それでもだな」
「あくまで漢民族の上司に忠誠を尽くしてある」
「モンゴル民族には仕えなかったんだな」
「そうして世を去ったある」
アメリカにお話します。
「素晴らしい人格と能力だったある」
「だから君も覚えているんだな」
「あくまで政治家、官僚で軍人ではなかったあるが」
残念ながら軍人としての才能はなかったとのことです。
「それでもある」
「素晴らしい人だったんだな」
「忘れられないある」
モンゴルの嵐の中でこうした人もいました、日本でも水戸学で有名な人です。
第六百八話 完
2020・7・11
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