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ドリトル先生の競馬
第十一幕その六

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「今回はね」
「それじゃあね」
「それじゃあ今はだね」
「彼を素直に祝えるね」
「それが出来るね」
「よかったよ、これなら」
 先生はまた言いました。
「僕は何も言うことはないよ」
「いい意味でね」
「そうだね」
「このことは」
「どうするか」
「そうだよ、ただまだ競技はあるから」
 だからだというのです。
「観ていこうね」
「それじゃあね」
「飲みものを飲みながら」
「それじゃあね」
「観ていこうね」
「そうしていこう」
「是非ね、水分とね」
 それにというのでした。
「塩分もだよ」
「ああ、塩分ね」
「スポーツドリンクにはそっちも入ってるからね」
「飲むといいんだったね」
「そうだったね」
「そう、さもないとね」
 本当にというのです。
「お水を飲むと水分補給になるけれど」
「塩分はね」
「それは出ていくからね」
「だからだね」
「塩分も大事だね」
「水分と一緒に」
「塩分は多少でいいけれどね」
 それでもというのです。
「水分はやっぱりね」
「沢山飲まないとね」
「本当にね」
「さもないとね」
「本当に熱中症になるし」
「どんどん飲んでいこうね」
「今も」
 皆も言ってでした、そのうえで。
 観戦の間スポーツドリンクをどんどん飲んでいきます、そうしている時に先生は満ち足りた顔でこんなことも言いました。
「いいものが出たよね」
「スポーツドリンクは、ですよね」
「うん、ただお水を飲むだけでもいいけれど」
「こちらの方がですよね」
「身体にもいいからね」
「水分をよく補給出来て」
「塩分とか他の栄耀も補給出来るから」
 それでとです、先生はトミーにお話しました。
「いいんだよ」
「そうですよね」
「夏のこうした時はね、そして特に」
「スポーツをしている時はですね」
「本当にね」
「お水よりもですね」
「こちらの方がいいから」
 だからだというのです。
「スポーツ選手も部活をしている子達もね」
「よく飲んでいますね」
「昔は試合中はお水を飲んだら駄目とかね」
「言われていましたね」
「そうだったけれどね」
「今は違いますね」
「本当に熱中症になったりするから」
 だからだというのです。
「試合中でもね」
「飲むべきですね」
「そうだよ」
 まさにというのです。
「身体の為にね」
「というか試合中飲むなとか」
 ここで王子が言いました。
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