暁 〜小説投稿サイト〜
新ヘタリア学園
第五百九十九話  かくしてエルサレムは

[8]前話 [2]次話
第五百九十九話  かくしてエルサレムは
 リチャードさんはエルサレムを前にして補給が心配とのことで撤退しました、サラディンさんはその状況を見てエジプトに言いました。
「これでだ」
「エルサレムは救われた」
「そうなった、後はだ」
「この辺りのキリスト教の国を倒す」
「そうしていく」
 これからの戦略もお話します。
「そして中近東を再び我々のものにする」
「これからは」
「また来ると思うが」
 十字軍はです。
「いいな」
「わかった、なら」
「これからも戦っていく」
 サラディンさんはこう言いました、そして実際にです。
 十字軍はまた来ると言われていましたが。
 ふとです、エジプトは東からのお話を聞きました。
「モンゴル?」
「はい、何かです」
「とんでもない国が出て来たとか」
 十字軍だけではありませんでした、むしろ彼等よりも遥かに恐ろしい国がイスラム社会に迫ろうとしていました。


第五百九十九話   完


                  2020・7・7

[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ