第五百九十四話 日差しが強いので
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第五百九十四話 日差しが強いので
十字軍に参加した時フランスは中近東のあまりもの暑さに参りました。
「こんなに強い日差し知らねえぞ」
「はい、鎧が焼けます」
「金属ですから」
騎士の人達も困っています。
「戦う前に日差しにやられそうです」
「焼けた鎧によって」
「これは上に布着るか」
フランスはここで知恵を出しました。
「鎧のな」
「そうして日差しを防ぎますか」
「そうしますか」
「ああ、そうしてな」
そのうえでというのです。
「やっていこうな」
「その方がいいですね」
「さもないと戦いどころでないです」
「鎧の上に布を着ましょう」
「そうして日差しを防ぎましょう」
騎士の人達も応えてでした。
鎧や鎖かたびらの上に布を着ました、するとです。
日差しに悩まされることはなくなりました、十字軍はイスラム教諸国の軍だけでなく日差しも敵だったのです。
第五百九十四話 完
2020・7・4
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