第五百八十四話 アッバース朝
[8]前話 [2]次話
第五百八十四話 アッバース朝
イスラムは四代のカリフの人達がゴタゴタしつつも選ばれた後ウマイヤ朝となりその後でアッバース朝となりましたが。
そのアッバース朝もだったのです。
「時代が下がるにつれてだったな」
「そうでしたね」
日本はトルコの言葉に応えました。
「権威が落ちまして」
「勢力圏も狭くなってな」
「セルジュク朝の最盛期の時には」
「もうかなり弱くなっていたんでい」
トルコは日本にお話します。
「それで遂にモンゴルにな」
「滅ぼされましたね」
「どの国もそうかも知れねえが」
「栄えた国も終わりになりますと」
「どうしてもよくない状況になるな」
「そうですね」
アラビアンナイトに繁栄が描かれたアッバース朝もです。
「私でもそうしたことは常です」
「栄枯盛衰ってやつだな」
「全くですね」
アッバース朝はセルジュク朝の時もうかなり弱体化していました、そして果てにはモンゴルに滅ぼされてしまったのです。
第五百八十四話 完
2020・6・29
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ