第五百七十一話 元の鞘というか
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第五百七十一話 元の鞘というか
独立したバルト三国はこれからどうしていこうかかなり悩みました、それでリトアニアも悩んでいましたが。
枯れにはすぐにポーランドが声をかけてきました。
「リト独立よかったやん」
「あっ、ポーランド」
リトアニアは自分のところに来たポーランドに思わず笑顔を向けました。
「来てくれたんだ」
「俺も民主化して大変なんやけど」
それでもというのです。
「よかったら一緒にやっていかん?」
「国は別々でもだね」
「昔みたいに連合王国やないけど」
「一緒にだね」
「やっていかん?」
「そうだね、一国より二国の方がいいね」
リトアニアも頷きます。
「一緒にやっていこう」
「俺もリトがいてくれたら有り難いし」
「俺もだよ、ポーランドがいたら」
過去にポーランドに振り回されていてもです。
「やっぱり寂しくないし」
「ほなまた一緒にやってこ」
こうしてリトアニアはあっさりと進路が決まりました、昔からの絆が復活して。
第五百七十一話 完
2020・6・23
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