第五百七十話 本当にあった発言
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第五百七十話 本当にあった発言
ラトビアは日本のお話を聞いて流石に呆れました。
「あの、本当にですか」
「私の国の学者さん達が言っていました」
日本は物凄く暗いお顔でラトビアに答えました。
「バルト三国は元々ロシア領土だったということで」
「僕達がソ連に併合されてもよかったんですか」
「そう言っていました」
「その人達僕達のことは」
「当然全く考えていませんでした」
日本は暗い表情のままでした。
「ソ連という国を正当化する為ならです」
「平和勢力としたい為にですか」
「そうしたことを言っていました」
そうだったというのです。
「他にもハンガリー動乱でハンガリーさんが百姓国だと言って」
「ソ連を正当化していたんですか」
「あの武力行為を」
「それはあまりにも」
「戦後こうした知識人の人が本当に多くて」
日本はラトビアにさらにお話します。
「あくまでソ連というお家や北朝鮮さんを擁護していました」
「僕達のことは何も考えずにですね」
所謂進歩的知識人や左翼政党所属の人達です、この人達は実際にこうした発言を何十年も繰り返してきました。
第五百七十話 完
2020・6・22
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