第五百六十四話 そこでそのチームとの試合は
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第五百六十四話 そこでそのチームとの試合は
フランスは今からペナントの最後の方が楽しみで仕方がない魔物とケンタッキーのおじさんを見つつ大阪に言いました。
「カープだけれどな」
「毎年うちにボロ勝ちしてますね」
「あのチームとの試合もあるよな」
二十七日のうち二十六試合するその時にというのです。
「やっぱり」
「そらもう」
「だよな、そこで何敗するかだな」
「あの、負けるの前提ですか?」
「だから毎年思いきり負け越してるだろ」
フランスはこの現実を指摘しました。
「甲子園でもな」
「しかも試合内容もボロクソで」
「だから言うんだよ」
「六試合あったら四試合は確実に負けるからね」
ロシアはその負け越していることから言います。
「その四敗痛いよ」
「いや、阪神は負けません」
「そう言って毎年負けてるしね」
ロシアは阪神も大阪も嫌いでないので頷きたいです、ですが。
本当に毎年でしかも今目の前で魔物とケンタッキーのおじさんが元気です。それで頷けないのでした。
第五百六十四話 完
2020・6・19
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