第五百五十話 そんなの絶対に嫌だ
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第五百五十話 そんなの絶対に嫌だ
「えっ、あのお店なくなるとか」
「信じられないですね」
大阪にお話を伝えた日本も愕然となっています。
「道頓堀いえ大阪の象徴の一つだったというのに」
「あの河豚の看板がなくなるとかないですわ」
大阪はこの世の終わりみたいになっています。
「ほんまに」
「蟹の巨大な看板、食いだおれのおじさんと」
「そしてですね」
「あの河豚がいてくれてです」
それでというのです。
「道頓堀、そして大阪です」
「左様ですね」
「がんこ寿司とかなんばパークスとかもですけれど」
「そして大国の魚市に黒門市場、ビリケンさんに自由軒に法善寺横丁も」
「その一角がなくなるなんて」
大阪としてはです。
「絶対に嫌ですわ」
「何とかならないでしょうか」
「ほんまですわ」
「あの看板をなくてはいけないです」
日本も言います、とんでもないことが起こってしまいました。何とづぼら屋さんが閉店するというのです。
第五百五十話 完
2020・6・12
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